TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通(札幌市中央区南1西1)で7月31日、「Rethink Creator Project」の地域セミナーが行われた。主催はクリエイターズマッチ(東京都)で、日本たばこ産業(以下JT)が協賛する。
札幌で「クリエーター発掘・支援」イベント 初のオンライン同時開催も
JTは2018(平成30)年、クリエイターズマッチが行う、日本各地のクリエーターを発掘・育成するプロジェクト「Rethink Creator Project」とコラボレーションを開始。経験の浅いクリエーターや、ライター・デザイナー経験のないクリエーター予備軍に対し、全国9地域でセミナーを開催した。
3年連続で開催となった札幌セミナーには、会場に20~40代15人、オンラインで約35人が参加。2時間のプログラムを通じ、参加者からは「一つの制作物を会場のメンバー全員で作り上げるワークショップは楽しかった」「他の人の意見は自分にはあまり響かないと初めは感じていたが、文字とポスターを組み合わせると伝わりやすいと感じた」などの声が上がるなど、盛り上がりを見せた。
同セミナーを主催するクリエイターズマッチ樋口淳さんは「新型コロナウイルス感染症を意識して、中止するというネガティブな発想ではなく、どうすれば開催できるか、というポジティブな発想で取り組んできた。今年はオンラインと並行で開催するというのがチャレンジ。全国のさまざまな会場で昨年同様に地元の人々と会いながら、地元のことをテーマにしたセミナーを一つでも多く開催していきたい」と話す。