花の個展「纏(まと)う~pursing formless beauty beyond imagination~」が7月23日から、「Studio Cinq」(札幌市中央区南5西25)1階で開催される。
同展を開くアーティスト・フラワーデザイナーのYANASEさんは、国内外でのさまざまなインスタレーションを通じ、「日本の素晴らしさを世界に発信していきたい」と活動。「『繊細な技術力』『礼儀を重んじる姿勢』があって感動が生まれる」とYANASEさんは言う。多くのブランドとのコラボレーションや、パーティ装飾の経験などを経て2019年12月に独立し、生花店「YANASE design. MARUYAMA」をオープンした。
同展ではYANASEさんが植物から受けるインスピレーションを元に十数点の作品を作り上げ、広さ126平方メートル、高さ5メートルの空間に展示する。北海道ドレスメーカー学院の現役学生と、北海道を中心に活動するプロジェクションマッピングクリエーターとコラボし、展開する。広い空間に作品を飾り花の個展を行う例は多いが、デジタル効果や映像、照明を組み合わせた個展はあまり見ない試みだという。
YANASEさんは「北海道芸術デザイン専門学校のフラワー科の非常勤講師を7年ほど勤め、授業を行っている中でよりリアルな授業を生徒にできないかと常に考えていた」と話す。
開催時間は11時~17時(最終日は13時まで)。入場料は、大人=1,000円、大学・専門学生=800円、中学生=500円、小学生以下無料。8月2日まで。