香り、花色など多彩な表情を持つ洋ランを展示する「洋ラン展」が現在、豊平公園(札幌市豊平区豊平5条13、TEL 011-811-6568)緑のセンターで開催されている。
今年で38回目を迎える同展。洋ランはさまざまな環境に順応するよう独自に変化し、もっとも進化した植物といわれる。豪華で変化に富んだ姿は心引かれる人も多い。近年はさまざまな洋ランが販売されており、贈り物、切り花として人気がある。
同展で展示される作品はコチョウランをはじめ、さまざまなカトレヤ類、パフィオペディルム、デンドロビウム、バンダ、バルボフィラム、ミルトニアなど。北海道蘭友(らんゆう)会会員の作品95点を展示し、出品作品の中から、蘭友会会長賞ほか各賞を選出する。
11月16日13時30分から「洋ランの冬の管理」の講習会を開く。講師は北海道蘭友会会長の中澤雅則さんを予定している。参加費は100円で要申し込み。定員は30人。
同センターの畠山幸子さんは「艶やかで不思議な形態をもつ洋ランの世界。その一部が会場に集まっている。美しい姿だけでなく、香りもじかに体験してほしい」と話す。
開催時間は8時45分~17時15分(最終日は16時まで)。入場無料。今月17日まで。