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札幌・山の手に「増田うどん」のいなり専門店 オリジナル洋風いなりも

10種類のオリジナルいなりの見本が並ぶオーダーカウンター

10種類のオリジナルいなりの見本が並ぶオーダーカウンター

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 「増田うどん」(札幌市中央区)を運営する「増田ワークス」が9月17日、いなり専門店「増田いなり」(札幌市西区山の手4条7、TEL 011-215-9884)をオープンした。

「増田ワークス」社長の増田英之さん。店内壁には増田家の家紋(左)と会社ロゴ(右)をデザイン

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 商品テーマは「温故知新」で、「故(ふる)きを温めて新しきを知る」という気持ちを込め、「増田うどん」の魚介系だしが染みたきつねうどんの油揚げをベースに、オリジナルいなりを開発。「増田うどん」でだし取りに精通する社員と、フランスでレストラン勤務経験がある社員が商品開発を担当したという。

 同社は2018(平成30)年3月に、手作りおはぎ専門店「増田おはぎ」をオープン。福岡出身の同社社長・増田英之さんは「『おはぎ』も『いなり』も、味のルーツは自身が子どもの頃に食べていたうどんに関連する舌の記憶」と話す。

 「プレーン」「ガーリック」(以上140円)、「みょうが」「じゃこ」(以上180円)、「増田肉いなり」「あさりしぐれ」(以上220円)。洋風味付けのキーマカレー(180円)、「タコバジル」(220円)、「パエリア」(260円)、「イカスミ」(260円)の10種類を用意する。カウンターで注文を受けてから、厨房で手作りする。金曜・土曜・日曜限定で「だし巻き玉子」(660円)も提供する。全て税別。

 オープン初日、店先で次々に訪れる来店客の駐車場整理をしながら客に声掛けをしていた増田さん。「日本で昔から親しまれている『おいなり』を他にはないオンリーワンの形で届けようと考えた。約30種類のメニュー案の中から10種類に厳選した。今後も新規事業のアイデアがあり、全部実現する予定。これからも魅力ある商品を作っていきたい」と目を輝かせる。

 開店時間は10時30分~18時(商品がなくなり次第閉店)。月曜・第3火曜定休。

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