札幌の初夏の風物詩「第28回YOSAKOIソーラン祭り」最終日の6月9日、大通公園西8丁目ステージ会場(札幌市中央区大通西8丁目)で全国各地のよさこい開催地を巡る「よさこいフラッグ」が披露される。
各地の祭りやイベント参加者が寄せ書きした「よさこいフラッグ」
「2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会」が2018年8月から展開している「よさこいフラッグリレー」の一環。6ルート(東ルートA~C、西ルートA~C)に分かれた「よさこいフラッグ」が、37都道府県92団体の会員が主催する祭りやイベントを巡っている。
各会場で「よさこいフラッグ」を使って演舞することで、全国各地のよさこい団体の連携を強める役割を担う。フラッグには、各地の会員がメッセージを寄せ書きし、団体のつながりを象徴する存在になっている。札幌で披露したフラッグは、6月23日に青森県で開催予定の「よさこい津軽」へ引き継がれ、今年8月まで各地を巡回する。
同団体は2017年3月に設立。2020年に開催を予定する東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開会式や閉会式などでよさこい演舞の実現を目指すとともに、全国各地で開催されている「よさこい」で、同大会を盛り上げることを目的に活動している。
「第28回YOSAKOIソーラン祭り」は6月5日~9日、札幌市内の全19会場で開催する。8日・9日は、メイン会場の大通パレード会場(南北コース)で、迫力ある演舞を間近で観覧できる。9日は大通公園西8丁目ステージでファイナル審査を行い、今年のYOSAKOIソーラン大賞が決まる。