JR北海道ICカード「Kitaca」、10月25日にサービス開始へ

1万枚限定で販売する「記念Kitaca」カードデザイン

1万枚限定で販売する「記念Kitaca」カードデザイン

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 JR北海道は9月10日、今秋導入に向けて準備を進めているICカード乗車券「Kitaca」のサービスを10月25日より開始すると発表した。

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 カードは、事前に自動券売機で入金し、自動改札の読み取り部にかざすだけで運賃を自動精算するもの。函館本線の小樽~札幌~岩見沢、千歳線の札幌~新千歳空港~苫小牧、学園都市線の札幌~北海道医療大学の無人駅を含む札幌圏55駅に導入する。

 同社では8月1日より、各種検証や社員モニター試験を実施してきた。同社広報担当者によると「特に問題もなく、おおむね良好に推移している」という。これまでの各種試験結果と進捗状況から、準備に要する期間を算出し、窓口の混雑状況を回避するため通勤・通学の少ない土曜を開始日に設定した。

 同社で一般モニターを募集したところ、500人の募集に対して5,219人の応募があったという。サービス開始に先駆け、10月1日より一般モニター試験を始める。

 カードは、「Kitaca定期券」「記名Kitaca」「無記名Kitaca」の3種類。導入日以前の前売りは行わず、各カードともに導入日の各駅営業開始時間から発売する。サービス開始を記念して、あらかじめ1,500円分を入金した限定デザインの「記念Kitaca」(2,000円)も同日より発売。1万枚限定。

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