道産食品セレクトショップ「きたキッチン」(札幌市中央区大通西2)で現在、「宗谷の『ショク×タビ』フェア」が開催されている。主催は、北海道宗谷総合振興局と稚内観光物産協会。
北海道北部に位置する1市8町1村からなる宗谷エリアの特産品約140アイテムを集めた同イベント。猿払村のホタテを使った「ホタテめしの素」、稚内の特産品であるタコやホタテが入った「さつま揚げ」、稚内近海で取れたホッケや大アナゴのかば焼き「北の蒲焼」、猿払村産の牛乳と卵を使ったプリン「さるっぷりん」、宗谷黒牛が入った「わっかない黒牛シチュー」、利尻昆布を練り込んだ「利尻昆布まんじゅう」、最高級の利尻昆布製品などをそろえる。
地下街オーロラタウン内にあるオーロラプラザでは、宗谷の観光PRを行う。宗谷の観光スポットや特産品を紹介するほか、トナカイの角など宗谷ならではのものを展示する。宗谷エリアと交流があるロシア・サハリン州から来日する、アンサンブルバンド「ルースキー・テーレム」によるミニコンサートも予定する。同グループは、2月15日から1カ月間、稚内副港市場(稚内市)で開催される「稚内サハリン館」でロシア民謡の演奏と歌、舞踊ステージを披露する。観光PRは今月8日まで。
宗谷総合振興局 観光振興係長の神田恭吾さんは「オホーツク海と日本海に囲まれる日本の『てっぺん』に位置する宗谷のおいしい物をそろえた。機会があれば宗谷エリアにもぜひ足を運んでほしい」と話す。
営業時間は10時~20時。今月12日まで。