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市民交流プラザで「札幌の冬」楽しむアートイベント 除雪車の走行データ使ったアート作品も

メディアアートのために除雪車にカメラを設置している様子(写真提供=詫間のり子)

メディアアートのために除雪車にカメラを設置している様子(写真提供=詫間のり子)

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 複合文化施設「札幌市民交流プラザ」(札幌市中央区北1西1)内の「札幌文化芸術交流センターSCARTS」で2月1日から、「Sapporo WinterChange(さっぽろウインターチェンジ)」が初開催される。主催は札幌市。

メディア・アート展示イメージ

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 「どうしたらもっと、札幌の冬を楽しくできるのか?」をテーマに、札幌市民と一緒に考えるプロジェクトの一環。タイトルの「WinterChange(冬が変わる)」は、「Interchange(交流)」の意味も込めている。

 除雪車に取り付けたGPS機器が取得した走行データを使ったメディアアート・インスタレーション「SNOW PLOW TRACE -雪の痕跡-」の制作や、1950年から現在まで続く「さっぽろ雪まつり」を筆頭に、札幌芸術の森で開催した「雪と氷の造形展」、モエレ沼公園で開催した「スノースケープモエレ」、「なよろ国際雪像彫刻大会ジャパンカップ」など、札幌の冬のアートイベント史をたどる「アーカイブ展」を行う。

 同展で紹介している冬のプロジェクトを中心に、雪を扱う難しさや関連地ならではの可能性について、ディスカッションするトークセッション「What’s winter art? -冬のアートを繋ぐ-」や、札幌市北3条広場「アカプラ」で2月3日から開催される雪と光のアートプロジェクト「さっぽろユキテラス2019」に携わったアーティストのトークセッション、札幌国際芸術祭2020ディレクターズトークも展開する。

 広報担当者の矢倉あゆみさんは「プロジェクトは札幌市内で開催される『さっぽろユキテラス』『さっぽろ垂氷まつり』と連携している。3カ所の会場を巡り、アートを通じて札幌の冬を再発見してほしい」と話す。

 開催時間は10時~18時。2月6日まで。

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