住宅メーカー「ジョンソンホームズ」(札幌市)が11月17日、商業施設「The JOHNSON STORE(ザ・ジョンソン・ストア)」(中央区南1西6)をオープンする。
「JOHNSON’S TEA LOUNGE」で提供する煎茶スムージーとカヌレ
今年3月まで「東急ハンズ札幌店」が入居していたビルの1階と2階に、同社の直営店3店舗が入居。旗艦店としての役割を担う。
1階は、有名デザイナー家具および北欧デザインの商品や雑貨などをそろえるインテリアショップ「inZONE with ACTUS(インゾーネ ウィズ アクタス)」。新たな取り扱いブランドとして、オリジナル開発の生活雑貨を展開する「THE」のラインナップする。
2階は「Naturie Studio Supply(ナチュリエスタジオサプライ)」。古木や古鉄などの中から、「インダストリアル」「メンズライク」をテーマにセレクトした家具や日用品、素材を生かした雑貨、インテリアとして使えるグリーンをそろえる。
「日本茶をもっと身近に」をコンセプトにオープンしたカフェ「JOHNSON’S TEA LOUNGE(ジョンソンズ・ティー・ラウンジ)」は、静岡県遠州森町の茶葉にこだわり、煎茶、ほうじ茶、抹茶をはじめ、ラテやスムージー、抹茶ビールなどのドリンクと自家製カヌレやスコーン、マフィンなど焼き菓子を提供する。
さまざまなジャンルで活躍しているクリエイターを招いてワークショップを行う2つのワークルームも備える。レンタルスペースとしても運用する。11月はクリスマスリースづくりや日本茶ワークショップなどを予定する。情報発信拠点としての展示スペースも用意し、1回目は、「GO ODORI WEST」と名付け、南1条~南4条、西4丁目~10丁目かいわいにある、えりすぐりの店をディスプレーで紹介する(来月3日まで)。ほかに、キッズルームやプランニングルームも用意する。
広報担当の木野下朋美さんは、「お客様と触れあい、すてきな暮らしを提案し、一緒に創る場がほしいと考えた」と話す。「ここは店としての用途だけでなく、カフェやワークショップ、展示などいろいろな時間の使い方ができる。大通に出掛けた時に、『ちょっと寄ろう』と思っていただけるような場所になれば」とも。
営業時間は11時~19時。