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北海道立文学館で「有島武郎と未完『星座』」 等身大イラストパネルも展示

ちまちま人形・有島武郎
制作:高山美香

ちまちま人形・有島武郎 制作:高山美香

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 北海道立文学館(札幌市中央区中島公園1、TEL 011-511-7655)で現在、創立50周年特別展「有島武郎と未完の『星座』」が開催されている。

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 有島武郎は、北海道に生きる人々を鮮烈に描き出した「カインの末裔(まつえい)」や「生れ出(い)づる悩み」、自我に目覚めた女性をテーマにした代表作「或(あ)る女」など、数々の名作を生んだ小説家。

 同展では、有島武郎の生涯とその主な作品を書簡、日記、絵画、遺品などでたどるとともに、札幌農学校(現在の北海道大学)の学生時代をモデルにして描かれた小説「星座」の世界を紹介し、作品に託された思いに迫る。

 会場には、昨年新たに発見された有島の自筆原稿「星座」をはじめとする貴重な文学資料に加え、造形作家の高山美香さんによる「ちまちま人形・有島武郎」、漫画家の瀧波ユカリさんによる「星座」主要登場人物の等身大イラストパネルを展示する。

 開催時間は9時30分~17時(最終入場は16時30分)。観覧料は、一般=700円、高大生=450円、小中学生=300円、65歳以上=450円。3月25日まで。

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