エレクトーンパフォーマーの富岡ヤスヤさんがプロデュースする「うにとろプロジェクト Live in Sapporo」が1月14日、クラップスホール(札幌市中央区南4西6)で開催される。主催は、ヤマハミュージックリテイリング札幌店(TEL 011-252-2023)。
「遠慮せずに自分の音楽を思い切り楽しむ」というコンセプトの下、富岡さんがプロジェクトメンバーへ道場主として月1回、1年間かけて指導する同プロジェクト。メンバーはエレクトーン演奏の技術だけでなく、観客の盛り上げ方のノウハウなどを学び、その成果をライブで伝える。札幌では昨年に引き続き2回目の開催となる。
メンバーは、オーディションで選ばれた11人。小学3年生から50代まで幅広い年齢層が参加する。エレクトーンを習い始めて約1年という小学3年生の渡辺絢翔ちゃんは「昨年、初めてうにとろライブを見て、かっこよかったので私も参加したいと思った。初めてのステージをお客さんと一緒に楽しみたい」と話す。
メンバー中、唯一の男性として参加する中学2年生の岩渕太陽くんは「去年参加して、エレクトーンの楽しみ方が変わった。今年は乗りがいいオリジナル曲を披露する。音楽に関心がなくても盛り上がる曲なので聞いてほしい」と来場を呼び掛ける。
去年に引き続き参加するという会社員の矢代晴子さんは「私はエレクトーン演奏を一度止めて、大人になってからまた始めた。同じ曲でも大人になると表現の幅が出てきて味わい深くなる。2回目の参加は前回よりも余裕がでてきた。私自身を通じエレクトーンの楽しさを表現したい」と意気込む。
店舗鍵盤楽器売場スタッフの伊藤愛さんは「大人になってから音楽を始める人も増えてきた。このプロジェクトを通して、年齢に関係なく、多くの人へ音楽の楽しさが広がってくれれば」と話す。
16時30分開場、17時開演。料金は3,000円。