アイヌ文様のオリジナル雑貨を企画制作している「ToyToy屋」(札幌市白石区)が大通ビッセ2階「YUIQ(ユイク)」(中央区大通西3)で12月16日から、「asir(アシリ)展~新しい~」を行う。
「asir」はアイヌ語で新しいという意味がある。新年を前に道内の作家とアイヌ文化のつながりを作り、新しい喜びを生み出すという願いが込めて新作を発表する。アイヌ文化継承者でアイヌ文様デザインの楽しみ方を提案している。
新作は、がらすギャラリー童夢(虻田郡ニセコ町)とコラボしたワイングラス(4色・各7,500円)、クリアワイングラス(2種類・各7,500円)、アイヌデザインをベースに北海道ブランドをクリエートしているプロジェクトチーム「mina an ikor(ミナ アン イコル)」とコラボした本染大判「kerchief(カチーフ)」サイズは52センチ角(専用箱付き・2600円)、スエットワンピース、定番商品のアイヌ文様をあしらったアクセサリーやバッグ、トレーナー、Tシャツなど。
期間中、アイヌ文様デザイナーでアイヌアーティストの小川基さんが、アイヌの楽器トンコリを弾きながら客を出迎えるという。「あなたのライフスタイルに合うアイヌ文様の新しい形と出会ってほしい」と来店を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月25日まで。