「バーテンダー日本一」決まる-札幌のホテルで国内最大の大会

全国の予選を勝ち抜いた選手らが華麗な技術を披露。

全国の予選を勝ち抜いた選手らが華麗な技術を披露。

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 日本バーテンダー協会は5月27日、ロイトン札幌(札幌市中央区北1西11)でバーテンダー日本一を決める「第34回全国バーテンダー技能競技大会」を行った。

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 同大会は、バーテンダーの専門的な知識と技術の研鑽を披露する場として、1972年以来毎年行っている。出場者をはじめ関係者1,000人を超える国内最大規模の大会で、北海道地区本部を主管に開催するのは10年ぶり。全国9ブロックの予選を勝ち抜いた20人の出場者が、4部門の競技で競い合った。

 競技は、酒類一般知識や衛生問題から出題される「学科試験」、4種類の食材を飾り切り、盛り付ける「フルーツ部門」、5分以内に課題のカクテルを5杯分作る「課題カクテル部門」、従来のカクテルに類似しない未発表の作品を作る「創作カクテル部門」が行われた。審査の対象は、技術や味覚、「創作カクテル」ではネーミングや香り、色彩などのほか、シェーキング時の見た目の美しさも必要という。

 総合優勝したのは、創作カクテル部門1位、課題カクテル部門3位、フルーツ部門2位のほか、ベストテイスト賞を獲得した関東地区本部・銀座支部の井口法之さん。優勝した井口さんには、厚生労働大臣賞、北海道知事賞、札幌市長賞のほか、世界大会出場権などが授与された。

 同日、20歳~25歳を対象とした全国バーテンダー技能競技大会の登竜門「第12回全国ジュニア・カクテル・コンペティション」も行われ、全国から63人が出場。東北地区本部・青森支部の妻神真琴さんがグランプリを獲得した。

日本バーテンダー協会
日本バーテンダー協会北海道地区本部日本バーテンダー協会札幌支部

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