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「創造都市さっぽろ」推進計画-市内中心部でプロジェクションマッピング

噴水の水面に反射するマッピングの光

噴水の水面に反射するマッピングの光

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 大通公園で5月31日~6月2日、3Dプロジェクションマッピングの投影実験が行われた。

1972(昭和47)年に開催された「札幌オリンピック」の様子を投影する様子

 札幌市は2006年より、「創造性」をテーマに、自然資源やアートなどのコンテンツを使ったまちづくり政策「創造都市さっぽろ」を推進。

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 3Dプロジェクションマッピングは、物体の表面に光を当て、凹凸のある立体的な動きや映像的な質感を出す技術。2008年に北京オリンピックで採用され話題となり、以後、国内外のイベントや広告などで活用されている。国内では、長崎「ハウステンボス」、東京都庁(新宿区)、大阪万博公園の「太陽の塔」への取り組みが有名で、東京駅や「さっぽろ雪まつり」でのマッピングを行った際には、人が集まりすぎて中止になるほどの反響も呼んだ。

 今回のマッピングは、「中止にならないためのマッピングイベントを運営する方法を模索するための検証実験」として実施。「北海道らしさ」をテーマによさこいやアイヌの紋章などを音楽ともに「札幌大通西4ビル」の壁面に投影した。事前に同実験実施の告知は行わなかったが、3日間で約5000人が集まり歓声を上げた。各日、人が集まりにぎわったが、3日間とも混乱は起きず、実験は成功した。

 「マッピングは人が集まるコンテンツにもかかわらず、人が集まりすぎて中止になってしまう裏腹な現状があり、非常にもったいない」と創造都市さっぽろ実行委員担当者。「自然と人が行き来する市内中心部の大通で行うことは、札幌の観光振興に役立つはず。来年は『札幌国際芸術祭』の開催も控え、『創造都市さっぽろ』の魅力を発信できるとき。今回の実験を踏まえ、実施のためのハードルを越えたい」と意気込みを見せる。

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