農業・畜産関連の複合施設「くるるの社（もり）」（北広島市大曲）で2月9日～11日、農業体験や雪のアトラクションで遊ぶ「くるるの杜 雪まつり」が開催される。運営はホクレン農業協同組合連合会（札幌市中央区北4西1）。

雪のすべり台

　「食と農のふれあい」をテーマに2010年に開業した同施設。地域特産物直売所の展開や地産地消をテーマにした「農村レストラン」、農業体験など、食や農業に関するショップ、イベントなどを展開する。同イベントでは、雪を生かしたアトラクションも通じて食や農業についての理解を深めていく。

　会場では、雪中迷路のスタンプラリー、野菜に関するクイズの答えを雪のなかから探す宝さがし、雪のすべり台を用意し、スタンプラリー、クイズの正解者には抽選で景品を贈呈する。人数限定の農業体験プログラムでは、同施設のハウスで育てたイチゴの収穫体験や収穫したイチゴを使ってクレープを作る調理加工体験を行う。体験プログラムはホームページから参加申し込みができる。

　そのほか地域の餅つきの実演、道産チーズフェア、スイーツショップ「セイウニカ」のイチゴを使ったメニューも販売する。

　同社北広島事業所・管理課の岡田さんは「イベントを通して産地や特産物について知っていただく機会になったり当施設の食への取り組みを知っていただくきっかけとなれば」と話す。

　開催時間は10時～17時（雪のアトラクションは16時まで）。