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札幌でスノーキャンドル「定山渓温泉雪灯の路」-温泉街の活性化目指す

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 スノーキャンドルイベント「定山渓温泉雪灯の路2013」が2月5日、「定山渓神社」(札幌市南区定山渓温泉東3)で開催される。

キャンドルが照らす神社で風流な参拝

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 「さっぽろ雪まつり」の協賛事業として今年で3回目を迎える同イベント。氷などで作ったキャンドルホルダーを西暦の数だけ作り、静まった神社の境内をろうそくでともす。ロマンチックで幻想的な雰囲気は札幌の新たな風物詩として観光スポット、撮影スポット、デートスポットとして人気を集め、一昨年は1000人、昨年は3300人が来場した。今年は5000人の来場を見込む。

 開催の目的は温泉街の活性化で、「定山渓観光協会」「定山渓連合町内会」の青年部が実行委を組織して企画した。「昔は雪まつりの時期には定山渓の宿がいっぱいになっていたものだが、最近は宿が埋まらないことも多くなってきた。ただ待っているだけでは前には進まない。今こそ温泉街の施設が一堂になって新たに盛り上げるきっかけをつくらなければいけない」と実行委員会・青年部の金川浩幸さん。

 今年は北海道の芸術家・矢崎勝美さんが会場をプロデュースし、北海道在住のベトナム人芸術家・ダムダイライさんの作品も会場に織り交ぜるなどしてアート色を強め、新たなイベント性も盛り込んだ。

 会場では、動画・フォトコンテスト、屋台などの飲食ブース展開、定山渓のご当地キャラ「かっぽん」のグッズ販売、願い事をかけたろうそくでかたどった器「ワックスボール」(300円~500円)を販売して参加するキャンドル展示イベントなどを予定するほか、関連イベントとして「定山渓グランドホテル瑞苑」「定山渓万世閣ホテルミリオーネ」内でYOSAKOIソーラン優勝チームの演舞、北海道教育大学アカペラサークル「kapera」のイベントも行う。期間中、温泉街の旅館・ホテルなど10施設以上で5,000円~2万円の専用プランを用意し宿泊利用も促す。

 金川さんは「今までは雪まつりがやっているので帰りに温泉でも、というPRぐらいしかできなかった。定山渓という札幌でも唯一の土地の魅力を発信し、温泉街の活性化につなげたい」と話す。

 開催時間は18時~21時。観覧無料。2月11日まで。

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