札幌の夏の風物詩「すすきの祭り」が8月2日から、札幌駅前通・南4条~7条で開催される。
今年花魁に選ばれた「夢千代太夫」役の中寺さくらさん(右)、「佳津乃太夫」役の遠田美智さん
毎年8月1週目の木曜~土曜の3日間開催され、今年で48回目を迎える伝統行事。南5条通りと駅前通を中心に歩行者天国を設け、パフォーマンスイベントや飲食店約100店が出店。数万人が来場する。
初日は、メーンイベント「花魁(おいらん)道中」や10本の氷の柱を1時間かけて削っていくパフォーマンス「真夏の氷の祭典」、「寿囃子」、和太鼓イベントなどを展開。花魁道中は一般公募の「花魁審査会」で選ばれた中寺さくらさんが「夢千代太夫」役、遠田美智さんが「佳津乃太夫」役をそれぞれ務め、南7条から南4条まで約1時間かけて練り歩く。
2日・3日目は、阿波(あわ)踊りや「コンコン神輿(みこし)・女衆神輿」渡御、YOSAKOI、音楽ライブなどを展開、最終プログラムでは、ラフィラ(南4西4)前で1970~80年代ディスコを再現する「すすきのナイトフィーバー」も予定する。
「真夏のすすきのにぴったりの伝統行事。屋外で飲んで騒げる楽しみを存分に味わってほしい」とすすきの観光協会事務局長の熊谷さん。「すすきのという場所の魅力を知っていただき、すすきのを『かわいがって』ほしい」と話す。
開催時間は17時から。イベントの詳細はホームページで確認できる。