札幌・羊ヶ丘通り沿いに2月18日、道産和牛メーンの焼き肉店「肉匠 禅（にくしょう ぜん）」（札幌市豊平区西岡4条3、TEL 011-826-3813）がオープンした。経営は飲食店の店舗運営などを手掛けるドリームワークス（豊平区豊平4条10）。

坂田さん「おすすめ」の道内産上牛タン

　店舗面積は約16坪で、席数はカウンター4席・小上がり20席の計24席。店名は「心を落ち着けてゆったりと食事を楽しめること」をイメージして名付け、店内も木を基調としたシックな内装に仕上げたという。

　白老・富良野・十勝の3種の牛や道産米の「ゆめぴりか」など「北海道産にこだわる」という同店。「北海道内の流通や需要・供給を促進し地域活性化につなげたい」とオーナーの枝元洋将（ひろまさ）さん。仕入れや目利きには各地の焼き肉店で修業した店長の坂田一彦さんが行う。「道内産の食材を生かすよう切り方や部位選びに力を入れる」

　主なメニューは、「和牛ロース」（1,280円）、「和牛上ロース」「道内産上牛タン」（以上1,580円）、「サガリ」（680円）、「坂田さんこだわりの部位」という特製の「禅ホルモン」「和牛上ホルモン」（以上780円）、「道内産ブタカルビ」（500円）、「トントロ」（490円）、「和牛匠盛り」「和牛禅盛り」（以上5,980円）などで、ビビンバ、ユッケジャンスープなどのアラカルトも提供する。「時代の流れで安売り競争なども激しいが、北海道の本当に『おいしい』と思える素材と食事を楽しんでもらいたい」

　「主な客層はファミリーや30～60代のアッパー層まで幅広い。道内産の肉は脂のしつこさが無く年配の方のリピートも多い」と枝元さん。「地域密着型で、普段使いや自分へのご褒美、記念日使いなどさまざまなシーンで使ってほしい」とも。

　営業時間は11時30分～14時、17時～翌1時（金曜・土曜・祝前日は翌2時まで）。駐車場3台。