2月6日から始まった「さっぽろ雪まつり」で展示していた「初音ミク」の雪像が7日に崩れ、現在再展示に向け制作を再開している。徐々に骨格が浮かび始めた。
札幌の冬の風物詩として開催され、例年200万人以上が訪れる同イベント。大量の雪を資源として生かした雪像展示が主な催しで、今年は大小合わせて228基の雪像が展示されていた。
合成音声ソフトの人気キャラクター「初音ミク」をデザインした雪像はファンからも好評だったが、平年に比べて気温が高く、雪像が倒壊した当日は最高気温が2.2度まで上昇し、雨混じりの雪も降るなどの影響で崩れたと見られている。
崩れた「初音ミク」雪像は、9日から再展示に向け新たに制作を始め、安全性に配慮し土台や背面部の雪の壁に厚みを持たせ、11日未明の完成を予定する。