長沼で人気のスローフードレストランが新札幌に2号店

田園風景に似合う落ち着いた雰囲気の長沼店の様子。

田園風景に似合う落ち着いた雰囲気の長沼店の様子。

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 夕張郡の田園レストラン「里日和」(夕張郡長沼町東7、TEL 0123-82-5257)は6月1日、JR新札幌駅・地下鉄新さっぽろ駅に直結する「サンピアザ・デュオ2」に2号店をオープンする。

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 同店は、本州からの観光客や札幌近郊居住者らをターゲットに、長沼の農産物を生かした料理を提供する「スローフードレストラン」として昨年4月、長沼町にオープンした。札幌中心部から車で約1時間、千歳から約30分で行け、フランスやドイツの田舎を思わせる風景を眺めながら、ゆっくり地産食材料理を楽しめるのが特徴。ただ、冬は雪で行きづらいことや長沼までは行けない人がいることから、新札幌への2号店出店を決めた。

 長沼店内は、大きな窓と梁をめぐらした吹き抜けの天井で開放感があり、「1つの窓に1つの席」が特徴。40代~60代の女性客が多く、1日に100~150人の人が訪れ、連日空き待ちの人の列ができるという。

 2号店の内装は長沼店と同様に、「里日和」の小野貴芳社長が「他人任せにしたくない」と、自らデザインを手がけた。「日本の古民家のイメージを織り交ぜ、長沼の風景に合うシンプルで落ち着いた長沼店の雰囲気を、できる限りそのまま新札幌店に」(小野社長)という。

 メニューは、単品の「野菜のオムライスプレート(900円)」や「野菜とひき肉のカレープレート(900円)」、生ラムハンバーグ(1,100円)のほか、野菜が主役の2,400円と2,800円のコースやセットメニュー(1,500円~)などを用意している。2号店でも長沼店と同じ長沼地産食材を使い、昼はランチセットメニュー、夜はコースメニューに近いものを予定している。

 同店は、「田園のスローフードレストラン」としてさまざまなメディアに取り上げられ、認知度が上がることは当初の計画通りで、2号店オープンも計画のうちだったという。小野社長は、「2号店オープンが落ち着いたら、機会があれば、また店舗を増やしていきたい」とも。

 長沼店の営業時間は11時~17時。月曜定休。新札幌店の営業時間は11時~22時。定休日は未定。

里日和サンピアザ・デュオ

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