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屋台村「すすきの横丁」-空きビルに飲食店集積、地域活性化目指す

「すすきの横丁」外観

「すすきの横丁」外観

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 札幌・すすきのに7月1日、飲食店を集めた屋台村「すすきの横丁」(札幌市中央区南6西4)がオープンする。経営は不動産会社の「ハウスマネージメント」(南12西6)。

大阪直送のてっちゃんをメーンに提供する「ホルモン道楽」

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 鉄骨4階建ての空きビルを利用し「食のテーマパーク」をコンセプトに開業。「今までにない店舗作りを考えた。さまざまなジャンルの飲食店を集めた横丁スタイルのスポットは札幌に無かったので、地元客はもちろん観光スポットとしても利用してもらえるのでは、と思った」と同社社長の横山武史さん。

 ビル内は、店舗と通路ごとの仕切りを無くし屋台の雰囲気や全体の一体感を演出する。オープン時はビルの1、2階に10店舗が出店を予定。1店舗あたりの店舗面積は8~10坪。出店する店舗は、大阪から直送した「てっちゃん」をメーンにした居酒屋「ホルモン道楽」、北海道・稚内産のタコを使った「たこしゃぶ」を提供する「イエローモンキー」、北海道産の素材にこだわった牛肉や野菜などを使った炭火鉄板焼き「BAR~SUN(バーサン)」、定番の焼き鳥メニューのほか豚の頭などの部位も提供する「手串や」など。「出店を希望する問い合わせも多いので、様子を見て3、4階の利用も検討する」

 「当初は4月にオープンする予定だったが、震災の影響で建築資材が届かないなど難航した部分もあったが無事にオープンする運びとなってうれしい」と横山さん。「横丁や屋台というスタイルで気軽に利用しやすい空間になっている。すすきのは札幌の観光名所。この場所をきっかけに今以上に盛り上がりを見せたい」とも。

 営業時間は店舗により異なる。オープン日には、ビルの前で射的やヨーヨー、カキ氷などの縁日を開く予定。

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