格闘技イベントの運営・興行・人材育成、地域密着の参加型イベントなどを企画する「道志プロジェクト」(札幌市中央区北5条西5)は5月19日、4月29日に三井アウトレットパーク札幌北広島(北広島市)で行われた東日本大震災の義援金チャリティーイベント「Sapporo Art for Japan !」で集められた義援金を寄付した。
「Sapporo Art for Japan !」で集められた義援金の受領証
寄付先は日本赤十字社。イベントによって集められた義援金は34万2,713円に上った。広告代理業のノースユナイテッド(白石区)や飲食業を営むゼラーレ(中央区)などが協賛した同イベントでは、「北海道の『自粛ムード』を打破し、北海道から笑顔を全国に発信すること」を目的に、主に札幌を中心に活動するアーティストらによるチャリティーステージなどが行われた。
当日は、道志プロジェクト所属の選手らがイベントに集まった約500人の来場者に対して声を出し、義援金の寄付を呼びかけた。参加者は女性が多く、選手らに「頑張ってください」「応援しています」などの声を掛ける場面も。
同社では格闘技を中心に、地域のボランティアやチャリティーなどを通じて、若者のロールモデルとして選手により器の大きな人間になってもらうため社会貢献活動を行っているという。
「寄付をしてくれた方はもちろん、イベントに参加してくれた皆さんにはご協力いただき大変感謝している」と同社渉外担当の南馨(みなみかおる)さん。「今回のイベントだけに限らず、今後も継続してチャリティー活動をしていきたい。他団体と協力していくなど、より多くの支援ができるように活動の幅を広げられれば」とも。