北海道の冬の風物詩「第62回さっぽろ雪まつり」が2月7日、開幕した。大通り会場の市民雪像は105基制作され、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手の雪像も登場した。13日まで行われる。
さっぽろ雪まつりは例年約200万人の動員を誇る冬の恒例イベント。今年は大通り、すすきの、つどーむ(札幌市東区栄町)の3会場に計252基の雪像が設置される。つどーむ会場では滑り台やスノーラフトなどの体験型が目玉。すすきの会場では氷の祭典が同時に開催され、日没から24時までライトアップされる。
メーンとなる大通り会場では大通公園西1丁目から12丁目まで約1.5キロにわたり展開。今年から札幌に誕生する劇団四季「ライオンキング」や「サザエさん」の大雪像も姿を現した。
約2メートルの市民雪像は105基制作され、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手の雪像は2基出現。注目選手とあって足を止めて携帯電話のカメラで撮影する観光客が多く見られる。昨年10月にノーベル化学賞を受賞した鈴木章北海道大学名誉教授(80)の雪像もお見えするなど北海道ゆかりの話題の人物がイベントを盛り上げる。
雪まつりの応援キャラクター「雪ミク」の共通ウィズユーカードも、昨年に続きノルベサ2階特設会場(中央区南3西5)と大通定期発売所で販売する。ノルベサでは11日・12日各日1,000枚、大通定期発売所は12日から2,000枚を販売する。いずれも1人2枚までで、価格は1,000円。