中国居酒屋「橙台 本店」(札幌市中央区南4条西2、TEL 011-552-0008)で9月28日、札幌発のゆるキャラ「コアックマ」が店内業務を「手伝った」。
企画は同店の販促を目的に企画された。飲み会予約代行サービス「予約マーケット」を運営するソウルスキーム(南1条西6)と同キャラクターを手がけるベガースウィンドル(豊平区)、札幌出身の表現者集団POSTが共同で手がける。
8月26日に行われた第1弾は「ミュージックハウス スリラーカラオケ」すすきの店(南4条西3)で行われ、コアックマがドリンクのサービスや清掃、レジ回りのなどの店内業務のほか、店外でビラ配りも行った。
第2弾となる当日は、コアックマが店内のモップがけやテーブルふきなどの清掃業務のほか、レポーターとともに人気メニューのPRを行った。撮影ではコアックマが自ら厨房に立ち、おたまを片手に鍋を振る一幕も。後日、撮影した「仕事体験」の映像を編集しYouTubeで公開する。
ソウルスキーム社長の高井伸さんは「コアックマがビラ配りを行うことで、お客さまからは『かわいい』などの声が上がっていた。中にはコアックマに抱きついてくれるお客さまもいて評判は上々。店側も新しい取り組みにチャレンジしてくれた」と話す。
「市場が厳しい札幌の飲食業界では新しい仕掛けが必要。何もしないで考えているよりも、何かに取り組んでみることが重要」と高井さん。「当社は小さな会社なのでできることも限られているが、当企画のように複数の会社や団体が協力することで、すすきのの飲食店を盛り上げていくことにつながれば」とも。
同企画は今後も定期的に展開していく予定だという。