長崎ちゃんぽんの専門店「リンガーハット」が8月6日、札幌市内に2店舗同時オープンした。オープンしたのは「アリオ札幌店」(札幌市東区北7条東9、TEL 011-733-5122)と「イオン苗穂店」(東苗穂2条3、TEL 011-788-1103)。
経営はリンガーハット(福岡市博多区、東京都大田区)。1974(昭和49)年に長崎県で1号店がオープンしたリンガーハットは、九州と首都圏を中心に展開する長崎ちゃんぽん専門のチェーンレストラン。国内では現在32都道府県で464店舗を展開しており、北海道への出店は今回が初。
同社の長崎ちゃんぽんは、豚骨ベースのスープと太めのちゃんぽん麺、7種類の国産野菜(255グラム)をはじめ、イカ・エビ・豚肉など11種類の豊富な具材が特徴で、北海道産のキャベツやトウモロコシなども契約農家から取り寄せ、国産野菜の使用にこだわるという。「おすすめは480グラムの国産野菜を使用した『野菜たっぷりちゃんぽん』。これで1日に必要な野菜の摂取量350グラム分をまかなうことができる」と同社広報の寺田さん。
主なメニューは、「長崎ちゃんぽん」「長崎皿うどん」(以上550円)、「野菜たっぷりちゃんぽん」「長崎皿うどんごはんセット」(以上680円)、皮に米粉をブレンドした「ぎょうざ」(160円~)、「ちびっこちゃんぽんセット」(500円)など。
寺田さんは「北海道には初出店なので、まずは『北海道の皆さん初めまして』と伝えたい」と話す。「長崎の郷土料理である当店のちゃんぽんが北海道の人にも愛される料理になってほしい。特に当店のちゃんぽんは野菜をたっぷり使っているので女性や健康に気を使う方にはおすすめ。国産の野菜を使うことで日本経済を盛り上げることにもつながれば」とも。
今回を契機に今後も道内での出店を進め、3年で10店ほどの店舗展開を予定しているという。
営業時間は、アリオ札幌店=10時~21時、イオン苗穂店=9時~22時。