札幌市円山動物園オフィシャルショップ(札幌市中央区宮ヶ丘3、TEL 011-622-0665)が8月3日、同園生まれのシロクマ「ピリカ」をモチーフにした「白クマ塩ラーメン」の販売を始めた。販売元はノースユナイテッド(白石区)。
札幌市が運営する同園では1963(昭和38)年から、2006年に絶滅危惧(きぐ)種に指定されたホッキョクグマの飼育と繁殖に積極的に取り組んでおり、2000年以降では日本で唯一繁殖に成功している。同商品はこの取り組みを応援するため開発したもので、売り上げの一部を同園に寄付する。
同園オフィシャルキャラクターでホッキョクグマの「ピリカ」を用いたピリカデザインの同商品は、これまで札幌の菓子メーカー「菓か舎」の「札幌タイムズスクエア」とコラボした「しろくまタイムズスクエア」や、ジェルデザイン(西区)の保冷剤一体型ランチボックス「GEL-COOL(ジェルクール)」とコラボした「GEL-COOま(じぇるく~ま)」など、さまざまなものが販売されている。
今回の「白クマ塩ラーメン」は従来のインスタント麺とは異なり、生ラーメンを乾燥させたものを使用。特殊な技法を用いて開発したものなので、ゆでる時にでんぷん質が湯に溶け出す心配がなく、鍋一つで簡単に調理できるのが特徴。
価格は180円。北海道内では、同園オフィシャルショップのみで限定販売する。今後は、北海道外の小売店や土産品店やネットショップでの販売も検討しているという。