6月9日から始まった第19回「YOSAKOIソーラン祭り」で、北海道各地から集まったゆるキャラが「輪踊り」を披露する「YOSAKOIゆるキャラ演舞」が6月12日・13日、大通7丁目の「ワオドリスクエア会場」で行われる。
YOSAKOI出演者だけでなく観客も一緒に踊ることができる要素を組み込む同会場。当日は観客がゆるキャラたちと一緒に手をつなぎ輪になって踊ることができる。
参加するキャラクターは、えべチュン(江別市)、コアックマ&アックマ(北海道)、さけ太郎&さけ子(石狩市)、ていぬ(手稲区)、テレビ父さん(テレビ塔)、ニャンまげ(登別伊達時代村)など。総勢23体の道内ゆるキャラが集まり演舞を披露する機会は今回が初めて。ゆるキャラとYOSAKOIソーラン祭り、ともに地域に根ざしたものだったことが今回の同コラボ企画へとつながった。
円山動物園のキャラクター「マルヤマン」は、当日の演舞時間前に別会場から練り歩きながら同会場を目指す。「短い足で急いでやってくるマルヤマンが、演舞に間に合うのかも注目」とゆるキャラさみっと協会北海道支部の中山さん。
当日は大通1丁目のさっぽろテレビ塔下イベントスペースで「ゆるキャラマルシェ」も開催。石狩市や厚岸町、南幌町などの北海道物産展にゆるキャラ応援隊が駆け付け、キャラクターグッズが当たるじゃんけん大会や、ゆるキャラたちと記念撮影ができる機会も設ける。
「洗練された踊りを舞う通常のYOSAKOIチームたちの中で、ゆるキャラたちがどこまでビシっと演舞を披露できるか。そこに期待してほしい」と中山さん。「この演舞を通じて、来場者の方に北海道各地の魅力を知ってもらうきっかけになれば」とも。
ゆるキャラ演舞の開催時間は、12日=13時~13時30分、13日=14時~14時30分。ゆるキャラマルシェのイベント開催時間は12日=11時~11時30分・15時~15時30分、13日=11時~11時30分・15時30分~16時。