雪と氷の祭典「2025さっぽろ雪まつり(第75回)」が2月4日、大通公園(札幌市大通西1~西11)、つどーむ(東区栄町)、札幌駅前通(南4~南6西3・4)で始まった。
1950(昭和25)年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に展示したことで始まった同イベント。今では国内外から200万人以上の観光客が訪れるという。
大通会場では1丁目~11丁目の約1キロに渡り、大雪像5基を中心として、中小雪像、市民雪像、ウインターアトラクションなどを展開する。
大雪像は、アニメ「転生したらスライムだった件」のキャラクターを表現した雪像のほか、時計台を背に駆け抜け、JRA札幌競馬場へ向かって疾走するサラブレッドを表現した「札幌へ駆けるサラブレッド」、庁舎のシンボル「八角塔」などを雪で再現した「北海道庁旧本庁舎~赤れんが庁舎~」、猪俣安之丞(いのまたやすのじょう)が明治後期に建てたニシン漁家建築「小樽 銀鱗荘(ぎんりんそう)」、ゲーム「モンスターハンターワイルズ」のモンスター「鎖刃竜 アルシュベルド」とハンターをサポートする「オトモアイルー」が登場する。
つどーむ会場では、屋内スペースにグルメブースや休憩所のほか、子どもが遊べるアトラクションも用意。
すすきの会場では、「氷を楽しむ・触れる」をテーマに、魚入り氷像をはじめ、氷彫刻コンクール会場の氷像など60基を展示する。
ライトアップは、大通会場=22時まで、すすきの会場=23時まで(最終日は22時)。つどーむ会場の開催時間は10時~16時。2月11日まで。