「リッチモンドホテル札幌大通」(札幌市中央区南2西4)が12月1日、全客室と共用部をリニューアルした。
リニューアルのデザインコンセプトは「Popke(ポプケ)」。アイヌ語で「あたたかい」を意味する。北海道の豊かな自然や伝統的な文化から受けたインスピレーションを客室だけでなく館内のさまざまな場所にちりばめているという。訪れる客が北海道の美しさと深い文化を感じられる特別な空間を目指した。
総支配人の西澤知也さんは「市内のマーケットが年々と激化していく中で、滞在価値の向上とホスピタリティー、北海道の食の魅力を盛り込んだ朝食で競合との差別化を図った」と話す。
5タイプある客室は「スタンダードシングル」「モデレートダブル」「プレミアコーナーダブル」「スタンダードツイン」「和モダンプレミアツイン~Popke~」を用意。定員は「スタンダードツイン」が3人で「和モダンプレミアツイン~Popke~」は4人。ビジネスからレジャーまで幅広い用途に対応するという。
ホテル1階の直営レストラン「モディッシュ札幌」もリニューアルし、座席数やビュッフェレーンを増やした。朝食はビュッフェ形式で、ライブキッチンで提供するにぎりずしや天ぷらなどの出来たての料理や北海道名物を提供する。ランチはハーフビュッフェ形式。洋食を中心に提供する。ハンバーグやオムライス、パスタなどのメインディッシュを用意し、サラダ、デザート、ドリンクはビュッフェ形式で提供する。
16時からは宿泊客に限り、ラウンジでソフトドリンクやアルコール、おつまみを無料で提供する。