JR札幌駅西コンコース北口内の「北海道さっぽろ『食と観光』情報館」で1月30日・31日、「かみかわカレー王国フェスタｉｎさっぽろ」が開催される。

　同フェスタ実行委員会は、北海道上川管内4市町（士別市、富良野市、南富良野町、美瑛町）のまちおこし団体などで構成され、「上川のご当地カレーでまちおこしをしよう」というコンセプトで2007年から活動している。士別市の名産「サフォーク種のラム肉」をつかったカレー、地元の食材にこだわってつくっている富良野の「オムカレー」、肉から野菜まで南富良野産の「エゾシカ肉のカツカレー」、美瑛産小麦でつくった「カレーうどん」など、「ご当地カレーを生み出した上川地方の食の魅力をJR利用者や観光客に華麗（カレー）にPRするのが目的」と広報担当者。

　そのほか、同管内にある人気カレー店などを紹介する「かみかわカレー王国マップ（46店舗掲載）」の無料配布、「カレーグッズ」や「カレー鍋」の販売を行う。カレーグッズは、「羊の町のスープカレー」（1,000円）、「しずおさんちのサフォークカレー」（525円）、「美瑛カレーうどん」（630円）、「富良野カレー」（350円）、「エゾシカのカレー煮」（600円）などを取りそろえる。「カレー鍋」（200円）は、美瑛産の豚肉、愛別産のきのこ、士別の「雪の下キャベツ」、同管内産のニンジン、タマネギ、長ネギなど「ご当地食材をふんだんに使う」内容。売り上げの一部は北海道環境財団に寄付される。1日限定300食。

　「上川管内のご当地カレーを知っていただき、ぜひ足を運んでもらって食べてもらいたい」（広報担当者）。開催時間は8時30分～20時。