札幌グランドホテルでオリジナルクリスマスパン販売-道産小麦使用

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札幌グランドホテル(札幌市中央区北1西4)は12月1日から、同館東館1階の「ノード43°ザ・ベーカリー&ペイストリー」でオリジナルクリスマスパンの販売をはじめ、クリスマスに向けたさまざまなイベントを開催している。

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 クリスマスをテーマにしたベーカリー商品の本格的な販売は同ホテルでは初。「クリスマスにちなんだパンはないのか」という問い合わせが多く、「ヨーロッパなどでは各地の伝説や逸話にちなんで、コインや人形をパンの中に入れた特別なパンでクリスマスのお祝いする」という伝統を参考に、同ショップマネージャー松原秀行さんが企画した。同ホテル広報担当者蝦名訓さんは「パンという身近なメニューを通して多くの人にクリスマス気分を味わってもらえれば」と言う。

 パンは全部で4種類。内容は、すべて道産小麦使用で、ドライフルーツとくるみが入りモチモチ感たっぷりの「リースフリュイ」(231円)、ミニトマトとバジルで装飾されたクリスマスツリーの形をした「クリスマスツリーのピッツァ」(252円)、チョコのスイート生地でトリュフチョコを包み、松ぼっくりのように焼き上げた「女性に人気」(同ホテル)の「チョコ松かさ」(147円)、4種類のナッツのサクサク感とスポンジのフワフワ感の触感が特徴の「もりの切り株」(210円)。売れ行きは好調で、「発売日から連日完売している」と松原さん。「焼き上がりは毎日12時ごろだが、日によって違うため、できたてを食べたい方はお問い合わせを」とも。

 期間中「クリスマスステイプラン」も用意。来年12月で75周年を迎える同ホテルの記念イベントの第1弾となるもの。全3種類の特別プランを用意し、中でも、札幌市内最大級の広さを誇るスーパースイートルーム(通常料金1泊1室2名600,600円)を利用するプランでは、豪華ディナー、エステ、北海道初となる企画としてミニチョコレートファウンテンの客室内への設置、シャンパンサービスなどの内容を含み1名75,000円で提供する。ほか2種類のプランも普段より格安料金で楽しめる内容に。「カップルや夫婦を対象にしているのはもちろんだが、親孝行で親にクリスマスプレゼントというかたちでもし利用していただければ」と蝦名さん。

 「本格的洋式ホテルとして開業以来、北海道における西洋文化の窓口としてさまざまな文化を発信し続けてきた。今回のオリジナルクリスマスパンその一環。もっといろいろな文化を広めていきたい」(蝦名さん)と意欲を見せる。

 ザ・ベーカリー&ペイストリーの営業時間は9時30分~20時。オリジナルクリスマスパンの販売は今月25日まで。

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