札幌芸術の森で「進撃の巨人」展 体感シアターで兵士なりきり体験も

1対1リアルスケールの「超大型巨人」

1対1リアルスケールの「超大型巨人」

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 札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2、TEL 011-591-0090)で4月5日、「進撃の巨人展 SELECT WALL SAPPORO」が始まった。

原画グラフィックと漫画を融合させた展示に見入る来場者

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 「進撃の巨人」は、コミック累計発行部数5000万部を超える人気漫画作品。初日・2日目とも会場前に入場待ちの列ができていたという。同イベントはこれまで、東京、大分、大阪、台北で累計25万人以上を動員している。

 同展では、原作者・諫山創さんの原画展示をはじめ、諫山さんが子ども時代に描いた絵や影響を受けた作品など、同作品のルーツとなる資料、調査兵団の食堂を再現したコーナーやエレンの立体起動装置も展示する。

 このほか、実寸大の超大型巨人の立体造形を展示するゾーンでは、ライトによる変化や音楽で本物の巨人に遭遇したかのような恐怖感を演出する。

 札幌限定の特別展示として、原作漫画の北海道弁アレンジ版や、今年2月にさっぽろ雪まつりで登場した大雪像の模型、木彫りの熊に着想を得た「鮭喰(さけくい)巨人」も展示する。

 同館別フロアでは、ヘッドマントディスプレーとヘッドホンを装着し360度見渡せる3D映像体感アトラクション「360°体感シアター哮(こう)」(600円)も展開。巨大化した主人公のエレンが破壊された壁の穴をふさぐ作戦に参加し、兵士の視点で巨人との戦いを体感できる。

 同展に連動して札幌芸術の森クラフト工房で「進撃の巨人」グッズ(キャラクターバッグ、ミカサのマフラーほか)を製作するワークショップ(有料)も開催する。

 開館時間は9時45分~17時(5月7日・14日・21日は20時まで)。料金は、一般・大学生=1,500円、中学・高校生=1,300円、小学生=800円、小学生未満無料。5月25日まで。

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