北海道に拠点を置くパティシエグループ「CANDICE（キャンディス）」が3月16日から、大丸札幌店（札幌市中央区北5西4）のイベント「いいモノ いいコト マルシェ」でオリジナルスイーツを販売している。

限定販売の「苺ホワイト」ソフトクリーム

　同グループの参加メンバーは、「フォセットフィーユ」（東区）の山下正純さん、「あいすの家」（長沼町）の山口貴巨さん、「ポワゾンダブリール」（南区）の野上寧英（やすひで）さん、「ドルチェヴィータ」（清田区）の安孫子（あびこ）政之さん、「パティスリーフウ!!」（旭川市）の木村興治さん、「幸せのレシピ～スイート～」（中央区）の沖浩二さんの6人。

　アイスを主体に販売している山口さんへ山下さんから「夏場はスイーツの売り上げが落ちるためアイスでカバーできないか」と相談したことをきっかけに、昨年秋にスイーツ店つながりの6人が集結。商品開発を始めたという。

　これまでに6種類の味の「クッキーアイス」（各350円）や北海道の牛乳を使った「北海道 濃厚練乳菓 白（はく）」（12個入り＝1,620円）を開発。「クッキーアイス」は同デパートの冬イベントで7日間に1800個を売り上げ、ヒット商品となった。

　今回はクッキーアイスに加え、新開発の「アイスキャンディー」6種類を販売する。ラインアップは、練乳＋イチゴ＆イチゴソース、同＋抹茶＆あんこ、同＋洋梨＆ミックスフルーツソース、同＋りんごキャラメリゼ、同＋ブルーベリー＆ブルーベリーラベンダーソース、同＋マンゴーソース＆キウイ（以上、350円）。

　「キャンディスクッキー」4種類（練乳、カマンベール、ゴーダチーズ、発酵バター）（以上、350円）、限定販売でホワイトチョコレートとイチゴをブレンドした「苺ホワイトソフトクリーム」（400円）も販売する。

　山口さんは「北海道産牛乳や小麦などを素材として6人それぞれの得意技やアイデアを生かしたスイーツを作っていく。道産子パティシエが手掛ける『おいしい』を全道、全国、世界に届けたい」と意気込む。

　同イベントは2013年から始まり今回で7回目。今回は「作り手の思い」をテーマに、同デパートのバイヤーが選んだ北海道発のクラフトやフードなど全51店舗（初出店19店舗）が出店する。

　開催時間は10時～20時（18～20日は21時まで。最終日は18時まで）。今月21日まで。