札幌の冬のイベント第67回「さっぽろ雪まつり」が2月5日、開幕した。今年は大通公園(札幌市中央区大通西)の会場を中心にすすきの会場、東区のつどーむ会場で合計208基の雪像・氷像が並ぶ。
初日の日中の気温は氷点下2度で例年よりも寒さが和らぎ、朝から多くの観光客でにぎわいを見せている。メーン会場の大通公園では夜間、高さ17メートルの大雪像や中雪像にライトアップやプロジェクションマッピング(2・7・8丁目)など光の演出が行われ、昼とは違った姿を見せる。
今年はアニメのキャラクターや北海道新幹線に関連する雪像が登場。大通西8丁目「雪のHTB広場」の大雪像はおよそ1300トンの雪を使い、3月26日に開業する実物大の北海道新幹線H5系の先頭車両などを制作した。大通西4丁目「STV広場」では「進撃の巨人、サッポロ襲来」の大雪像が登場。赤れんが道庁や札幌時計台とコラボレーションしている。
昨年初めて行われた「市民雪像人気投票」も実施。さっぽろ雪まつり公認スマートフォンアプリ「さっぽろグルメクーポン」から投票できる。
今年は大通会場「北海道 食の広場」を拡大。大通1・6・7丁目に北海道各地の食のブースが並ぶほか、各会場の飲食ブースも充実している。
今月11日まで。