陶彩画家で絵本作家でもある草場一壽(かずひさ)さんが6月11日、札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3)2階環境研修室で「いのちのまつり みらいへ」をテーマに講演会を開く。主催は、いのちのまつり地球が教室 北海道。
草場さんは、佐賀県武雄市に今心(いまじん)工房を開き、有田焼の技法を用い陶板にさまざまな釉薬(ゆうやく)を塗り重ねて焼き上げる陶彩画の画家として活躍しながら、「いのち」の大切さを伝える活動をしている。
2004年に絵本「いのちのまつり~ヌチヌグスージ~」を発表後、2007年に「つながってる!」、2010年「おかげさま」、2013年「かがやいている」を発表。今年3月にシリーズ完結編「みらいへ」を発表した。
いのちのまつりシリーズは30万部以上のベストセラーとなっており、「ヌチヌグスージ」は小学3年生向け「道徳」の副読本にも採用されている。
講演会では草場さんのトークを中心に、「いのちのまつり」シリーズの読み語りや、絵本にまつわるエピソードを紹介。後半は草場さんが初監督を務めたドキュメンタリー映画「いのちのまつり 地球が教室」(2013年制作)の上映を行う。
開催時間は18時~21時30分(予定)。入場料は1,000円(高校生以下無料)。申し込みは同事務局(TEL 080-4151-3332)まで。6月9日~14日には、大丸藤井セントラル(中央区南1西3)7階スカイホールで草場さんの陶彩画新作・札幌個展も開かれる。