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札幌青少年科学館がリニューアル-宇宙の成り立ちから北海道誕生までを学ぶ

コーナー中心にある、直径20mの地球ドーム

コーナー中心にある、直径20mの地球ドーム

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 札幌市青少年科学館(札幌市厚別区厚別中央1条5、TEL 011-892-5001)が4月24日、リニューアルオープンした。

デジタル地球儀「触れる地球」

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10年ぶりとなる今回のリニューアルでは新たに「天文・地球科学コーナー」が誕生。直径20メートル、高さ4メートルの地球ドームを中心に4つの「ダイナミクス」と呼ばれるコーナーに分け、太陽系の誕生から地球・北海道の成り立ちを学ぶ事ができるよう工夫した。

 「宇宙ダイナミクス」では宇宙進化137億年の歩みを歩いて知る事ができ、「太陽系ダイナミクス」では人工衛星「ひので」で撮影された太陽の画像を見る事ができる。地球で何が起こっているのかを知る「地球ダイナミクス」では実際の地球の大きさの1000万分の1となる直径1.28メートルのデジタル地球儀「触れる地球」がある。手を触れて地球儀を動かす事で大気の循環、エルニーニョ現象など変化し続ける地球の表情を観察できる。最後のコーナー「北海道ダイナミクス」にある「地球エレベーター」は高さ・深度をボタンで選択する事で宇宙から地球の中心、そして日本の裏側までをエレベーターで移動している感覚で楽しめる。3階には名誉館長である元宇宙飛行士・山崎直子さん監修の国際宇宙ステーション日本実験棟の模型も新設。実験棟内部の装置が写真パネルで再現されている。

 ゴールデンウイーク中のイベントも予定。5月3日~6日には、親子で頭と体を使って楽しめるイベント「サイエンジャーのワンダーランドGW」を行うほか、期間中と11 日・18 日・25 日は「科学館の工作室」も開く。

 開館時間は、4月=9時30分~16時30分、5月=9時~17時。休館日は月曜と最終火曜、祝日の翌日、年末年始。観覧料は、大人=700円(プラネタリウム500円、セット1,000円)、中学生までは無料。

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