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札幌・定山渓神社で「雪灯路」-キャンドル2014本が境内照らす

昨年の会場の様子

昨年の会場の様子

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 定山渓神社(札幌市南区定山渓温泉東3)で2月5日、スノーキャンドルのライトアップイベント「雪灯路(とうろう)」が開催される。

定山渓のもみじを使ったキャンドルホルダーに明かりがともる(昨年の様子)

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 温泉街の活性化を目的に企画され今年で4回目を迎える同イベント。毎年西暦にちなんだ数のスノーキャンドルを並べ、幻想的な明かりが夜の境内を照らす。昨年は約5000人が来場した。「昨年は雪の影響で1週間開催の予定が実質5日間の開催となったが、それでも過去最高動員数を記録した。今年は1万人を目指したい」と定山渓観光協会・同イベント実行委員の山田さん。「さっぽろ雪まつり」の協賛事業で同時期に開催されるため、雪まつり以外の新たな観光地巡り、イベントの一環として注目され、年々来場者を増やしている。

 会場では手作りのワックスボール「願いの灯(あか」り」(500円)を販売。購入者は絵馬のように、願いごとや目標などを書いたワックスボールを会場内に並べることができる。「願いの灯りはカラフルでスノーキャンドルとは違った醍醐味(だいごみ)がある」という。

 動画・写真コンテスト、定山渓地区の小中学生が作ったキャンドル展示、ベトナム出身のアーティスト・ダムダンライさんによる立体作品の展示なども行う。

 温泉、ホテル利用サービスとして、同地区17のホテルで食事、入浴、土産購入などに使える「ぶらり手形」(大人=1,600円、子ども=800円)を販売。宿泊客には同地区の新名物「たまねぎすうぷ」1杯を無料で提供する。「北海道産の品種『札幌黄タマネギ』を使ったスープで、2010年からの発売開始以来年間2万箱を売り上げるようになった。海外からの観光客も多いので、イベントで風景、温泉で体、たまねぎすうぷで味覚を刺激したい」

 山田さんは「この機会に定山渓という札幌ならではの温泉地や自然の魅力を楽しんでもらいたい。ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~21時(初日は17時30分からオープニングセレモニーを行う。天候によって中止、時間短縮の場合もある)。2月11日まで。

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