北洋銀行、旧拓銀本店跡に大規模複合ビル「北洋大通センター」

2010年3月完成予定の「北洋大通センター」イメージ

2010年3月完成予定の「北洋大通センター」イメージ

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 北洋銀行が旧北海道拓殖銀行本店跡(中央区大通西3)に建設計画を進めている新本店ビルの正式名称を明らかにし、3月11日に着工した。

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 名称は「北洋大通センター」。商業施設やオフィスが入居する大規模複合ビルで、交洋不動産(大通西3)と共同で建設計画を進める。同行本店本部ビルとして中枢機能を集約し、大通地区の新たなランドマークとして、先進性と機能性を兼ね備えた最先端のビルを目指す。

 同ビルは地下4階、地上19階建てで、延べ床面積は59,000平方メートル。地下2階~地上4階の大通公園側には同行本店が入居し、札幌駅前通側には商業施設を誘致。6階~12階には同行本部、13階~18階はテナントオフィスとなる。地下2階部分は、現在札幌市を中心として建設中の「札幌駅前通地下歩行空間」(2011年完成予定)に接続する。

 外観は、高層部に石とガラスを組み合わせ、低層部の商業施設側にはガラスカーテンウォールで透明感や明るさ、にぎわいを表現。同行店舗側は、「安定感」を表すボリューム感のある石を左右に、その間に列柱を配し、「北洋銀行」と「北海道」の「H」型を表現する。周辺地域との調和を基本に、大通地区を代表するランドマークとなるような外観デザインを目指すという。

 完成予定は2010年3月。

北洋銀行

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