札幌駅近くのクラフトショップ「Ager（アゲル）」（札幌市北区北7西6、TEL 011-707-8820）で2月12日、「おうちカフェ」をテーマとした企画展が始まり、道内作家による器やキャンドル、照明などの展示・販売を行っている。

　昨年9月にオープンした同店は、季節のテーマごとに企画展を開催。毎回、北海道を拠点に活動する作家を紹介している。今回の企画展は、「明かりとうつわのAgerCAFE展」と題し、家庭でお茶を楽しむためのアイテムをトータルで紹介する。

　参加作家は、キャンドル作家の櫻井芳枝さんやガラス作家の高臣大介さん、陶芸家の蔦井乃理子さんなど計8人。マグカップやフリーカップ、ティーボールなどの器や、空間を演出するキャンドルや照明など約300点を展示・販売している。

　そのほか、以前カフェを経営していたという同店の舟見優子さんが厳選したコーヒーや紅茶、煎茶、抹茶、中国茶などの茶葉も販売。京都や静岡、横浜などから取り寄せたもので、北海道では手に入りにくい種類をセレクトしたという。

　会期中の2月13日・26日は、丸美珈琲（中央区南1西1）の後藤栄二郎さんによる「おいしいコーヒーのいれ方」（参加費＝2,600円）、2月15日・23日は、キャンドル作家の櫻井芳枝さんによる「キャンドル講座」（参加費＝3,500円）も予定している。各講座1日2回。

　舟見さんは「オリジナリティーがあり、手抜きのない良い仕事をしている作家を紹介している。茶葉も販売しているので、おいしいお茶を飲みたい人は、茶葉と気に入った器の両方でおいしく飲んでもらえれば」と話している。

　営業時間は10時～19時（日曜・最終日は17時まで）。月曜定休。2月27日まで。

Ager（アゲル）