札幌の古道具店「eighty-one(エイティーワン)」(札幌市清田区美しが丘3条1、TEL 011-378-4781)が11月9日、移転オープンした。
2階はミッドセンチュリーのデザイナーズ家具などをラインアップ
原範顕さん・聖さん夫妻が2006年に開業した同店。今回、もともとはカフェだったログハウスの物件に「ひと目ぼれ」して移転に踏み切ったという。店舗面積は、1階=41坪、2階=15坪。店内はログハウスならではの「木の質感」や店内の暖炉を生かして「ぬくもり」のある雰囲気に仕上げた。
1階は雑貨、食器、インテリア、アンティーク、ビンテージ、玩具、2階はミッドセンチュリーのデザイナーズ家具をメーンにラインアップする。「古いものをより身近に」という思いから1,000円以下の商品も用意。買い取りも行う。1階にはギャラリーやイベントに利用できるスペースも。
原さん夫妻は、お互い20代のころから骨董(こっとう)屋で働き目利きを磨き、その経験を価格、品数、仕入れのルート開拓などの形で同店に詰め込んだ。「アンティークやビンテージというと全てが高額と思われがちなので、手にしやすい商品もたくさん取り入れようと思った。古道具は、傷もマイナスにならず思い出を刻んできたもので、それをイメージするのも醍醐味(だいごみ)」と原さん。「古道具の魅力に触れてほしいという思いから泣いて値段を下げている商品もある(笑)」とほほ笑む。
「一般の購入客の方や飲食店、美容室などをオープンしたいという方などさまざな用途で使っていただければ」とも。
営業時間は10時~19時。月曜定休。