北海道千歳市(千歳市長:横田 隆一、「以下、千歳市」)、三菱オートリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高井 直哉、以下「三菱オートリース」)は、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、2030年度までに公用車95台の内35台をEV・PHEVなどの次世代自動車へ転換することで、脱炭素化に加えてBCP対策の強化を図るとともに、車両管理業務をデジタル化することで、業務効率化を推進します。
千歳市は、2050年度の「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、公用車の脱炭素化、車両管理業務のデジタル化を検討していました。一方で、環境問題の長期計画の立案、実行するための体制構築に課題を抱えており、これらを解決すべく三菱オートリースと本取り組みに至りました。
千歳市と三菱オートリースは、以下3つの取組みを進めていきます。
1.次世代自動車化によるCO2削減とBCP対策
・千歳市の公用車95台の内、35台を次世代自動車へ転換することにより、CO2排出量を削減します。
・軽自動車はEV、災害対応を想定した車はエンジンで発電できるプラグインハイブリッド車(PHEV)を導入します。利用シーンに合わせた車種を導入し、車両毎に外部給電器を設置することで、非常用電源としても利用でき、災害時対策への利用も可能になります。
2.EV用充電器の設置
・次世代自動車の導入に合わせて、最適な場所にEV充電器を設置します。
・充電費用を抑えるために、公用車駐車場の電気契約を低圧電力の範囲でコントロールする、エネルギーマネジメントサービスも合わせて導入します。
3.公用車の車両管理業務のDX化と効率化
・三菱オートリースの提供するテレマティクスサービスの予約・運行日報機能を活用し、従来紙で管理していた運行記録をデジタル化することで、車両の効率的な活用を促進します。
・また、BPOサービスを導入し、車両管理業務の効率化を促進します。
・2025年11月25日、レプリカキーを千歳市に贈呈する様子です。
・贈呈式当日は横田市長も参加しています。

応接室でレプリカキーの贈呈

納車車両の前での記念撮影
千歳市は、令和4年2月7日、脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「千歳市ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを宣言しました。脱炭素化に向け、(1)再生可能エネルギーの導入推進(2)省エネルギーの推進(3)脱炭素型のまちづくりの推進(4)循環型社会の形成(5)豊かな自然環境の保全(6)環境意識の向上 に取り組んでいます。
三菱オートリースは、自動車・モビリティに係るリース、メンテナンス等の総合ソリューションサービスを展開しています。昨今では、特にEVを始めとする電動車の導入によるお客さまの脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組みをサポートするEVソリューションの展開に注力しています。
企業名:三菱オートリース株式会社
所在地:東京都港区芝五丁目33番11号 田町タワー
代表者:代表取締役社長 高井直哉
事業内容:自動車・モビリティに係るリース、メンテナンス等の総合ソリューションサービス業
URL:
https://www.mitsubishi-autolease.com/