プレスリリース

未来の海を守るために日米の高校生が英語で議論。「第2回 高校生環境サミット2025」1月21日開催

リリース発行企業:学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校

情報提供:




広域通信制高校であるクラーク記念国際高等学校(北海道深川市、校長:吉田洋一、以下クラーク国際)は2025年1月21日(火)、北海道札幌市で日米の高校生が集う「第2回 高校生環境サミット2025」を開催いたします。2024年1月16日に第1回を開催し、10年間にわたり毎年開催することを目指す日米文化交流プログラムです。ハワイ州(10校)、北海道内(10校)、クラーク国際(10名)の高校生計30名が参加し、本年度は海洋環境問題をテーマに高校生が英語で議論。創造力を活かした日米両国で実現可能なアクションプランの提言を作成し、未来のアクションへと繋げ、世界を動かす一歩を踏み出します。
このサミットは日米の高校生が友好関係を築くことを目的とした「北海道スノーキャンプ」の教育プログラムとして開催され、参加者たちは地球環境への理解を深めるとともに、異文化交流を通じて国際的な視野を広げます。

「高校生環境サミット2025」について
【イベント概要】
名称:高校生環境サミット2025/HIGH SCHOOL ENVIRONMENTAL SUMMIT Japan and Hawaii 2025
テーマ:未来を担う私たちが考える「海洋環境問題とその解決策」
日程:2025年1月21日(火)
時間:10:00~17:00
会場:ホテルライフォート札幌(〒064-0810 北海道札幌市中央区南10条西1-1-30)
参加者:ハワイ州(10校)、北海道内(10校)、クラーク国際の高校生計30名

「第1回 高校生環境サミット2024」に参加したメンバー

【主な特徴】
1. 国際交流を通じた学び
異なる背景を持つ高校生たちが英語を共通言語として議論を行い、国際的な視野を広げる。
2. 専門家による講演
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の本多牧生シニア上席研究員が、「私たちの海」をテーマに講演を実施。海洋環境問題に対する理解を深める。
3. 高校生による実行可能な提言
グループワークを通じて、高校生たちは創造力を活かした日米両国で実現可能なアクションプランの提言を作成しプレゼンテーションする

「第1回 高校生環境サミット2024」グループワークの様子

【タイムスケジュール】
10:00~ 開会式、海外の若手アクティビストからのメッセージ
10:55~ 特別講演「海洋環境と私たちの未来について」
11:40~ グループディスカッション
13:00~ アクションプラン、提言作成
15:10~ プレゼンテーション
16:30~ 閉会式、記念撮影
【特別講演について】
テーマ「海洋環境と私たちの未来について」
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の本多牧生シニア上席研究員をお招きし、海洋環境問題の現状とその未来への影響についての講演を実施。本多氏の豊富な研究経験と専門知識を通じて、地球規模の課題である海洋環境の重要性や解決に向けた可能性を深く学びます。また、この講演はイベント終了後、希望教育機関へ無料配布予定です。
>本多牧生氏プロフィール
1961年、大阪府生まれ。北海道大学水産学部卒業後、同大学院水産化学研究科修士課程を修了し、1986年、海洋研究開発機構に入所。1992年より1994年まで米ウッズホール海洋研究所の駐在員兼在外研究員。専門は化学海洋学。自動試料採集装置やセンサーを海中に設置し北西部北太平洋の生物活動による二酸化炭素吸収能力の観測研究に従事。博士(地球環境科学)。

「第1回 高校生環境サミット2024」プレゼンテーションの様子

「北海道スノーキャンプ」について
【プログラム概要と行程】
ハワイ州から来日する高校生とクラーク国際の生徒たちが参加し、6日間にわたる滞在で、北海道ならではの大自然や文化に触れながら、札幌市内の観光地巡りやスノーボード体験を通じて交流を深めることを目的とした特別プログラム。友情を育むだけでなく、「高校生環境サミット」を通じて環境問題や異文化理解に関する知識を深め、グローバルな視点を持つ未来のリーダーとしての成長を目指します。
1月19日(日)歓迎セレモニー、オリエンテーション
1月20日(月)全国から参加するクラーク国際生がホストとなり札幌市内を巡る観光ツアー
1月21日(火)「第2回 高校生環境サミット2025」
1月22日(水)、23日(木)サッポロテイネスキー場でスノーボード実習
1月24日(金)キャンプの振り返り、送迎セレモニー

昨年の「北海道スノーキャンプ」スノーボード体験の様子

昨年の「北海道スノーキャンプ」の様子

【企画背景】
クラーク国際の創立者であり、学校法人創志学園総長の大橋博は「環太平洋大学構想」を掲げ、ニュージーランドに大学を開学するなど、長年にわたり環太平洋圏での教育国際化に取り組んできました。この理念に基づき、クラーク国際ではオーストラリアやニュージーランド、ハワイを中心とした独自の海外留学プログラムを展開し、国際交流を積極的に推進しています。
北海道はクラーク国際の創立の地であり、2017年にハワイ州と友好提携を結んだ地域でもあります。両地域は、豊かな自然環境や文化的背景を共有しており、こうした共通点を活かして、クラーク国際ではハワイの高校生を北海道に招待し、次世代を担う若者同士が環境問題について議論する場の創出をしたいと考え、「北海道スノーキャンプ」および「高校生環境サミット」の開催へと繋がりました。

昨年の「北海道スノーキャンプ」送迎セレモニーの様子

■クラーク国際 校長 吉田洋一のコメント
国際・英語教育に力を入れているクラーク国際にとって、ハワイは現地の高校と姉妹校提携を結ぶなど、以前からなじみ深い場所です。この度、ハワイ日米協会と連携し、2回目となる「北海道スノーキャンプ」および「高校生環境サミット2025」が実現します。日米の高校生たちが、海水温の上昇や気候変動など憂慮される地球環境に対して何ができるのか、互いの力を合わせ、解決策を提案します。
参加するハワイの高校生、クラーク国際生、そして道内の公私立の高校生にとって、今回のサミットが単なる交流イベントで終わるのではなく、新たな学びに向けたきっかけになることを期待しています。グローバルな視点で環境問題を考えるだけではなく、これからの高校教育の在り方を問う上でも大きなヒントになるものと考えています。

今年度の「北海道スノーキャンプ」に参加するクラーク国際のメンバー

■専修学校クラーク高等学院 札幌大通校 国際コース 2年 金成 奏汰さんのコメント
今回の「高校生環境サミット」に参加させていただけることをとても嬉しく思います。
また、日本全国のクラーク高校の生徒並びに他の北海道の高校生代表生徒及びハワイの生徒の方たちと共に、意見交換やこれからの私たちについて考える機会をいただき、光栄に思います。
私がこの「高校生環境サミット」に参加するに至り、興味を持ったトピックは水質汚染です。プラスチック漂流による海の水質汚染はよく知られていますが、私はより身近な水道水の水質について関心を持っています。調べる中で水道水の元である河川やダム湖が近年発がん性物質に汚染されつつあるなどの記事を見つけました。これまでは考えることのみで行動を起こしていなかった私ですが、今回の一件で私たちが環境について、問題意識を持ちながらこれからを生きていかなければならないと実感しました。
今回のサミットでの行動や計画が私たちだけではなく世に広く広まり、世界の人々の環境に対する意識を変える良い機会になることを心から願っております。

左端が金成奏汰さん

■高校生環境サミット2025の運営について
【主催校】学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校、専修学校クラーク高等学院札幌大通校
【参加校】札幌日本大学高等学校、市立札幌開成中等教育学校、北海学園札幌高等学校、北海道旭川北高等学校、北海道札幌国際情報高等学校、北海道札幌東高等学校、北海道札幌南高等学校、北海道千歳高等学校、北海道苫小牧東高等学校、北星学園女子中学高等学校、クラーク記念国際高等学校、専修学校クラーク高等学院、東京国際ビジネスカレッジ福岡校
【共 催】ハワイ日米協会 Japan-America Society of Hawaii
【後 援】北海道、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、北海道地方環境事務所、(株)北海道新聞社、(公社)北海道国際交流・協力総合センター、北海道文化放送(株)、ハワイアン航空、ハワイ
州観光局、ハワイ北海道人会、米国領事館、マラマハワイ北海道、(公財)こども教育支援財団、(一社)こども教育支援機構
【協 賛】ホクレン農業協同組合連合会、(株)クワザワ工業、北空知信用金庫、北海道コカ・コーラボトリング(株)、雪印メグミルク(株)、(株)セイコーフレッシュフーズ、東京サラヤ(株)北海道支店
■クラーク記念国際高等学校について
「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国60を超える教育拠点で13,000人以上が学び、これまで約9万人の卒業生を輩出しています。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出しています。2021年度からは場所、時間にとらわれず学習する「スマートスタディコース」が開講。幅広い教育ニーズに応える高校として高校生たちの「夢・挑戦・達成」を支えています。
公式サイト:https://www.clark.ed.jp/

【取材に関するお問い合わせ】
クラーク記念国際高等学校 業務推進部
担当:道満(ドウマン)
T E L:078-262-0839
F A X:078-262-0863
e-mail:m.morinaga @clark.ed.jp

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