北海道・標津町を拠点に、地域資源を活かした商品やサービスの開発を行う株式会社しゃけを(本社:北海道標津町、代表取締役:椙田圭輔、以下「しゃけを」)は、立命館ソーシャルインパクトファンド(本社:京都府京都市、運営:プラスソーシャルインベストメント株式会社、代表取締役社長:野池 雅人)を引受先として、第三者割当増資を実施しました。今回の出資により、しゃけをは、社会的価値と経済的成長の両立をめざす、いわゆる“ローカル・ゼブラ企業”をめざし、事業拡大の前段階となる組織づくりと立ち上げメンバーの採用を加速させます。採用に関する詳細は、しゃけを公式サイト採用ページにて公開中です。

今回の資金調達の一番の目的は、人材確保です。特に、以下の3領域において新メンバーの採用を強化いたします。標津町や北海道にゆかりのある方はもちろん、地方創生に関心のある方も大歓迎です。採用に関する詳細は、
しゃけを公式サイト採用ページにて公開中です。
1.製造|製造体制の強化や拠点づくり
地域の素材を最大限に活かすため、製造体制の整備と持続可能な生産モデルの構築を進めてまいります。今後は新たな製造拠点の設立も視野に入れており、現場をリードする「製造責任者」をはじめ、共にものづくりの基盤を支えるメンバーを募集しております。
2.営業|販路拡大と地域ブランドの発信
北海道から全国、そして世界へ。北海道・道東地域で生まれた商品をより多くの人に届けるため、販路拡大とブランド発信を担う営業チームの体制強化を進めてまいります。「営業マネージャー」として戦略を立て、ブランドの世界観を広げる役割を担っていただける方を歓迎いたします。
3.企画|新商品開発とブランドづくりの推進
未利用資源を活かした商品や、観光・ギフト市場に新しい価値を生み出す企画を推進中です。新たな発想で地域発のブランドを育てる「企画・商品開発マネージャー」をはじめ、クリエイティブな視点で事業を作り上げてくださる方を募集中です。

しゃけをがめざすのは、社会課題の解決と経済的成長を両立する“ローカル・ゼブラ企業“です。地域住民や事業者、行政と共に町全体を巻き込んだ6次産業化や観光事業の推進に力を入れてまいります。最近では高校とも連携し、若い世代が地元で働きながら挑戦できる環境づくりにも挑戦中です。
立命館ソーシャルインパクトファンドは、「社会課題の解決に挑むスタートアップやNPO等を支援する」ことを目的に設立されたインパクトファンドです。立命館ソーシャルインパクトファンドの理念と、しゃけをが掲げる「地域資源で地域の未来をつくる」という想いが共鳴し、今回の出資が実現しました。
また、しゃけをの代表取締役・椙田圭輔は、立命館慶祥高等学校、立命館大学政策科学部(環境・開発コース)の卒業生。学びの原点である立命館大学からの出資は、大きな励みです。
株式会社しゃけを 代表取締役 椙田 圭輔「今回の出資は、私たちが掲げる“地域の資源で地域の未来をつくる”という想いを、さらに広げていくための第一歩です。今回の資金調達の一番の目的は、メンバーの採用。地元愛にあふれる方はもちろん、地方創生に関心がある方もお待ちしています。
まだまだこれからの会社だからこそ、自ら考え、行動し、成長や変化を楽しめる環境があります。自分たちの手で地域や社会を動かす面白さを、私たちと一緒に体感しましょう。
自分を育ててくれた標津町に恩返しをしたい。その気持ちを胸に、新たなメンバーと共に挑戦を続けてまいります。」

採用に関する詳細は、
しゃけを公式サイト採用ページにて公開中です。

立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合 無限責任組合員 プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役社長 野池 雅人私達は、地域の様々な課題に関わる人々がつながり、そこでの知と実践をタネとしてイノベーションを生み出す「グラスルーツ・イノベーション」をポリシーとして、経済的リターンだけでなく社会へ与えるインパクトを重視した社会的企業へ投資を行っています。
全国的に漁業就業者が減少し、北海道内人口も道央圏に集中する中で、しゃけをは北海道の最東端に位置する標津町に根を張り、地元漁業関係者や地域住民を巻き込み、商品開発を行っています。
地域の知恵と力を結集して生まれた商品が全国の人々の手に届くことで、標津町への関心や理解を広げ、新たな関わり方を生み出すことを期待しています。また、この取り組みが地方創生のモデルケースとして示され、地域資源を活かした新しい価値の創出につながることを私たちは期待し、出資いたしました。
立命館ソーシャルインパクトファンド(Ritsumeikan Social Impact Fund、RSIF)は、学校法人立命館が100%出資して設立したインパクトファンドです。経済的リターンの追求だけでなく、社会的インパクトの創出を目的とし、社会課題の解決に挑むスタートアップや研究ベンチャー、立命館学園の学生・教職員・卒業生による事業などを支援しています。
教育・研究・地域をつなぐ「グラスルーツ・イノベーション(草の根からの革新)」を掲げ、教育・環境・福祉・地域活性化など多様な分野で、理論と実践を融合した社会価値づくりを推進しています。
■ファンド概要
名称:立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合
概要:立命館学園の学生、卒業生等が経営責任を負う企業等に投融資を行うことで、財務的なリターンと社会的なリターン(社会的インパクト)を追求する
対象:非営利法人も含めた法人全般
運営会社名:プラスソーシャルインベストメント株式会社
所在地:京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284番地
代表者:代表取締役社長 野池雅人
設立:2016年4月
ファンドHP:
https://r-rimix.com/fund/

“ローカル・ゼブラ企業”とは、地域に根ざしながら、社会的価値と経済的成長の両立をめざす企業のことです。一般的な“ユニコーン企業”が急成長やスケールを重視するのに対し、“ローカル・ゼブラ企業”は、地域課題の解決や持続可能な仕組みづくりを通じて、長期的に社会に貢献していくことを重視します。
代表プロフィール

椙田 圭輔(すぎた けいすけ)
北海道標津町出身。
立命館慶祥高等学校、立命館大学政策科学部環境・開発コース卒業。
包装資材メーカー・菓子メーカー勤務を経て、2022年に合同会社しゃけをを設立。
学生時代からアメリカンフットボール選手としても活躍し、甲子園ボウル優勝、ライスボウル制覇、社会人リーグ「JAPAN X BOWL」準優勝を飾った経験を持つ。
未利用魚を活用した「しゃけをのTHE北海道だし」や「北海道グミ」など、地域資源を生かした商品開発やサービスを通じて、地域課題解決と地域経済活性化の両立をめざす。
会社概要

会社名:株式会社しゃけを
所在地:〒086-1602 北海道標津郡標津町 字伊茶仁 87-1
代表者:椙田(すぎた)圭輔
事業内容:地域資源を活かした食品開発・販売、観光・地域振興事業
会社HP:
https://sakewo.co.jp/
公式通販サイト:
https://sakewo.com
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