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札幌に日本酒バー「にゃごりん」-日本酒など100種、「セルフサービス」で

100種以上の日本酒や焼酎が並ぶ冷蔵庫

100種以上の日本酒や焼酎が並ぶ冷蔵庫

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 札幌・ススキノに10月1日、日本酒バー「にゃごりん」(札幌市中央区南4西3、TEL 011-513-5299)がオープンした。

「安くてうまい」という小戸田さん「おすすめ」の日本酒「鍋島」

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 店舗面積は約13坪。席数は24席。日本酒をメーンに焼酎、果実リキュールなど100種以上をラインアップする同店。ドリンクはセルフサービスで、店内の酒瓶100本以上を貯蔵する大型冷蔵庫から利用客自ら酒瓶を選んでカウンターへ持っていき、差し出されたグラスに酒を注ぎ、注ぎ終わったら自分で冷蔵庫に酒瓶を戻す仕組み。酒瓶には1杯ごとの値段が書いてある。「以前立ち寄った小樽の酒造が同様のスタイルで営業していた。その使い勝手の良さに感動してしまい店主の方にノウハウを聞いて自分の店を持つことにした」と同店店主の小戸田由香さん。「値札を見て選べるのため、明朗会計。お客さまが運んでくださるので店側の作業効率もいい」という。「オープン日は『日本酒の日』である10月1日にこだわった」とも。

 価格は1杯300円~1,200円。事前に同店専用のフード・ドリンクチケット(1,000円、2,000円、3,000円)を購入し清算する。余ったチケットは次回来店時に持ち越せる。ラインアップは、「山の寿」「鍋島」「岩清水」「十四代」「久保田」など全国各地の日本酒や「猫」をモチーフにした「にゃんカップ」「キクマサムネ にごりん」、東京・七島の11酒造で製造する島焼酎など貴重な酒類も用意。「自分で見て手に取って選べるので真剣に迷うお客さまも多い。日本酒をあまり知らない方にも甘口・辛口など好みに合わせてアドバイスしたい」(小戸田さん)。

 フードは、貴腐ワインなどで漬けた「自家製トマトピクルス」(300円)、「鶏の塩麹焼き」「生ハムショウガ風味」「ナスと彩り野菜の揚げびたし」(以上400円)、「チーズとふきのとうソースのピザ」(600円)など。

 「最近では日本酒離れも話題になっているが、最近の日本酒は華やかなものや甘いもの、香りのよいものなどさまざまなスタイルがある」と小戸田さん。「若い人にも気軽に味わっていただけるラインアップ。ぜひ一度お越しいただければ」と来客を呼び掛ける。

 営業時間は17時~23時30分(金曜・土曜は翌2時まで、日曜は12時~22時まで)。お通し300円。

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