札幌中心部に構える居酒屋「素材活商　煮炊きや」（札幌中央区北1条西8、TEL 011-210-2510）が提供する「青いハイボール」が人気を集めている。

青いハイボールと厚岸産の生ガキ

　2008年にオープンし、おでんの大根空揚げ（380円）など「ここでしか体験できない味」をコンセプトにしたメニューを提供している同店。ハイボール人気が高まってきた今年4月、同店スタッフが青いハイボールを考案し、提供を始めた。

　「青」はブルーキュラソーというリキュールによるもの。オレンジの果皮を使ったアルコール25％のフランス産のリキュールを通常のハイボールにティースプーン1杯を加えている。同店の八田さんは「一さじ足すだけでグラスに甘い香りが広がる。ウイスキー独特の味に清涼感が加わっているのでかなり飲みやすくなっているはず」と話す。

　近隣はオフィス街で、夕方からはサラリーマンでにぎわう同店。通常のハイボールを飲むグループはその珍しさから、ほぼ全員が「青いハイボール」を注文するという。特に「女性客を中心に人気がある」とも。

　「青いハイボールは札幌市内の飲食店でもかなり珍しい。料理でもドリンクでもここでしか味わえない味を提供するのが当店の売りなので他の変り種のメニューも味わっていただければ」と八田さん。

　価格は480円。ディナーの営業時間は17時～翌1時。日曜定休（祝前日は営業）。