札幌の4丁目プラザ(札幌市中央区南1条西4)7階4プラホールで9月7日、住宅リノベーションとオリジナル家具を手がける「Tink(ティンク)」(南2条西4、TEL 011-219-4611)のオリジナル家具展「DAY!DIY!」が始まった。
廃材を利用したプランターと棚。同店スタッフが来場客に塗装のしかたを教えるサービスも行う
ニューヨーク近代美術館「MoMA」の雑貨ほか、パトリック・モリスさん(ニュージーランド)作の「スカイプランター」(大・中・小サイズ)(2,835円~)やドナ・ウィルソンさん(イギリス)作のぬいぐるみ(6,825円~)など海外デザイナーが手がける雑貨なども並べる同店は、代表の伊藤さんや札幌の家具職人が手がけるオリジナルの木工家具をメーンに販売している。
木工家具を製作する際に出る廃材を日ごろから「もったいない」と感じていた伊藤さん。エコロジーの観点からも廃材をリユースできないかと思案していたという。今回の展示会では、廃材で作った無塗装の木工製品を低価格で販売。来場客に色塗りやサンドペーパーがけといった簡単な家具製作を一緒に楽しんでもらおうと企画した。
廃材をリユースした無塗装品はプランター(大・中・小サイズ、1,000円~)と棚(2,000円)などを用意。塗装品は2,000円~提供する。そのほか、同店でも販売しているオリジナル家具のキャビネット(3万8,000円)・TVボード(2万1,000円)・シェルフ・ラック(2万7,000円)などのほか、新作のテーブル(1万2,000円)やスタッキングボード(1万5,000円)も用意する。無塗装品も用意し、来場客の注文に応じて色塗りのサービスも行う。
「普段はアトリエにいることが多いので、今回はお客さまと直接触れ合って一緒に家具を作れる絶好の機会。当展を通じて家具を作る楽しさを知ってもらえれば」と伊藤さん。「今回の企画をきっかけに、今後も廃材をリユースした製品を当店でも販売していきたい」とも。
開催時間は10時~20時30分(最終日は19時まで)。今月14日まで。