天然素材のハンドメードファッションを手がけるharubeさんとK.mojaさんが5月25日から、「e.cot cafe(イーコットカフェ)」(札幌市白石区菊水元町9条2、TEL 011-873-7799)のギャラリーで初のコラボ展を開く。
harubeさんは、ヨーロッパ・リトアニア産の高級リネン(麻)やダブルガーゼ(100パーセント%の綿素材を2枚重ねにして強度を高めたもの)などの天然素材を中心に、シンプルなラインのハンドメード服を手がける。主な商品は、ワンピース・ブラウス・スカート・コートなどのレディスが中心。K.mojaさんは、帽子やバッグ、ポーチなどを中心に、洋裁学校で学んだ基礎を生かした丁寧な縫製をモットーに個性的な作品を手がけている。
2人は、サッポロファクトリーで行われた展示販売イベントを通じて知り合った。生地や製法など、互いに共感できる点が多かったため、今回のコラボ企画へとつながった。
会場で展示販売する主な商品は以下の通り。harubeさん=リトアニアリネンの羽織ワンピース(7,500円)、ノースリーブワンピース(5,000円~)、ダブルガーゼのチュニック(6,000円~)など約100点。K.mojaさん=インテリア用ミニチュア帽子(1,900円)、夏用つば広帽子(4,300円~)、ベレー帽(5,000円~)など約30点。
会場となるイーコットカフェは、カフェ和食レストランとして昨年1月にオープン。店舗面積は約40坪で、席数は店内28席、テラス席12席。店内はアンティークのイングランド家具で統一し、板前が作る和食をメーンとしたランチメニューなどを提供している。同店に隣接するギャラリーは、オーナーの本田さんが以前生地屋を営んでいたスペース。昨年の春からギャラリーとして開放し、地元の住民らがさまざまなイベントで使用している。
harubeさんは「ハンドメードの魅力は『一点もの』だということ。同じ素材・デザインでも、二つとして同じものはできない。素材にもかなりこだわって作っているので、当展ならではの作品を見ていただければ」と話す。
開催時間は10時30分~16時。日曜・祝日定休。駐車場あり。5月29日まで。