スイーツ王国さっぽろ推進協議会主催の「さっぽろスイーツ2010」グランプリに輝いたスイーツが4月から、一斉に販売される。
「さっぽろスイーツ2010」グランプリ受賞スイーツ、4月一斉販売開始へ
札幌の街を「真のスイーツ王国」にすることを目指して2005年11月に設立された同評議会。これまで「さっぽろ・いちごタルト」「さっぽろ・白いティラミス」「さっぽろプリンパイ」「さっぽろハスカップフロマージュ」など4つのスイーツをグランプリ作品として発表している。
今年で5回目を迎える「さっぽろスイーツ」には過去最多となる計151作品の応募があった。審査の結果、生洋菓子部門では「洋菓子工房べんべや」(手稲区)パティシエール石栗麻衣さんの「さっぽろコーンヴェリーヌ」が、新設のギフト菓子部門では「もりもと」(千歳市)パティシエ鈴木紀光さんの「さっぽろサクっとシュー」が、それぞれグランプリを受賞した。
同評議会の特徴は、グランプリ作品のレシピを会員洋菓子店に公開する点。各店がレシピを基に独自の工夫を凝らしたスイーツを開発・販売することで、市民や観光客に食べ歩きを楽しんでもらうことを目的としている。
「さっぽろコーンヴェリーヌ」の各洋菓子店での一斉販売は4月以降。「さっぽろサクっとシュー」は、グランプリ作品のパッケージと共通シールを札幌市立大学デザイン学部の学生と共同で開発し、各店で一斉販売する予定。