札幌のススキノ地区、ロビンソン跡にオープンした商業ビル「ススキノラフィラ」(札幌市中央区南4、TEL 011-531-1111)に3月18日、平面に描かれた絵が立体的に見えるトリックアートが登場した。
中でも1階風除室の天井に描かれた幅11メートルの「イタリアの樹」に注目が集まっている。
アートライフ(兵庫県中央区)が制作したもので、同施設がリニューアル1周年を記念して企画したもの。イタリア・ルネサンス時代をテーマに、ローマの教会にある石の彫刻「真実の口」と滝の床絵や、窓の外にベネチアの街並みや港があるように見せた壁画などを描いた。
企画したススキノラフィラ広報担当の後藤さんは「市況低迷のなか、当施設に来られるお客さまに楽しんで喜んでいただくために企画した。ススキノ地区の活性化と話題作りに少しでもつながってくれれば」と期待を寄せる。
営業時間は10時~21時(7階・8階は11時~23時)。