札幌でピンクリボン活動に取り組む「ピンクリボン in SAPPORO」実行委員会は、2月5日から始まる「第61回さっぽろ雪まつり」と14日に開催される「第30回札幌国際スキーマラソン」会場で、乳がん撲滅の啓蒙と情報発信を行うピンクリボンブースを展開する。
「さっぽろ雪まつり」「札幌国際スキーマラソン」会場にピンクリボンブース-乳がん撲滅のため
同実行委員会による冬期間の展開は初めての試みで、今回は特に情報発信に力を入れるという。ブースでは、模型を使ったセルフチェックの説明やパネル展示のほか、ピンクリボンツリーの展示やDVD上映を行う予定。
ピンクリボンとは、乳がんの撲滅、検診の早期受診を啓蒙・推進するために行われる世界規模のキャンペーン。日本人女性のうち、乳がんを発症する割合は約20人に1人と言われており、乳がんで死亡する女性の数は年間約1万人弱。そのキャンペーンは年を増すごとに拡大している。
同実行委員会の割野さんは「今回のピンクリボンブースが乳がんの早期発見、早期診断、早期治療のための啓発運動と、医療者、患者さんが一体となってご家族や市民の交流の場になれるように、今回も強くアピールしていきたい」と話す。
「さっぽろ雪まつり」では「つどーむ会場」(札幌市東区東区栄町)に出展(5日~11日の9時~17時)。「札幌国際スキーマラソン」では札幌ドームのコンコース(豊平区羊ヶ丘1)に出展(14日10時~14時)。